【←】　那須といえばとりあえず那須ハイランドパーク。しかしこの日は9月の平日、夏休みが終わった直後ということもあってか、園内は閑散としていた。メリーゴーランドも貸切り。虚空を回り続ける、主のいないメリーゴーランド…、と詠えば詩的だが、悲しいかな、あんまり絵にならない。
【→】　茶臼岳。山があれば人が集まる。那須も。今回は登らなかったが、次回は是非登ってみたい。
	【←】　ステンドグラス美術館。中ではパイプオルガンの生演奏も聞ける。なかなかの迫力。CDも売っていたので買ってしまった。
【→】　美術館内のCafeでティータイム。かっこつけてオープンテラスの席を選んだのだが、この日は30度にもなる真夏日。しかもパラソルは役に立っておらず、日光直撃！汗だくでケーキとホットコーヒーを頂いた。たぶん店員さんは中で笑ってたに違いない。
	【←】　美術館の中は撮影禁止。でも見事なステンドグラスを一枚くらい記念に残しておきたい。デジカメでそっと撮れば…、いや、いけない。そんな風に僕が逡巡していると、いきなりとなりでバシャッ！とフラッシュが焚かれた。びっくりして振り向くとどこかのご老人の団体。みんな全くひるむことも、迷うこともなく写真撮影。あぁ。 　ちなみにこの写真は美術館内ではなくて、併設の教会のステンドグラス。こちらは撮影自由だった。 　で、美術館で撮影したかというと…、フフフ。
【→】　宿は前の晩に適当に探して予約していったのだが、思ったよりもずっと良くて幸運だった。コテージタイプなのでゆったり。那須の自然を眺めながらの露天風呂。部屋にDVDプレイヤーがあったので、CDをかけながら風呂に入った。最近本格的に聴き始めたクラシックのCDをかけたのだが、これが合う。新しい世界に浸ったような、何もかもが開けたような気分。
	【←】　宿の朝食のサンドイッチ。絶品。『食う』 という感動。
【→】　那須は牧場もあり、畜産品も豊富。お土産も買ってきた。食い物のほかには、こだわりの器のお店もあったので茶碗やグラスをいくつか買ってきた。しかしその中で地元の工芸氏の方の作品と思って買ってきたグラスの裏に『made in China』 とあって絶句。油断大敵である。 　那須高原ってあまりイメージなかったのだが、その分うれしい誤算が多くて楽しめた。御用邸もあるくらいだから雰囲気は最高。次はいつ行こうかなあ…。